熱湯によるやけど治療例


〜左内膝部〜


患者さんは2歳の男の子。キャンプ場で熱湯にかかり救急処置を近くの病院で受けた後に東京の病院を受診。2度〜3度と言われ場合によると植皮手術の必要があると言われる。そのときの心情はお母様のコメントに書かれているが、兎に角ご両親が熱心に通され私たちの治療方針を忠実に実行していただいた。そのことがこれほど綺麗に治った大きな要因ではないかと思えるくらいに・・。


●治療経過のコメント●
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初診日
治療約10日後
治療1ヶ月後
治療約2ヶ月後
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   【 お母さんのコメント 】   

○○年秋の連休に家族でキャンプに出かけましたが到着した日の夕食時、2歳の息子が炭鉢に足をかけて転倒、熱湯を左膝関節の内側にかけてしまいました。 すぐに水で冷やし、地元の総合病院の救急で応急処置をしていただきました。 その日は専門の医師は在席されておらず、傷口を水で流しガーゼをあて、念のため抗生物質を飲むようにと処方され、次の日も治療に来るよう指示がありました。その日はキャンプ場で一泊し、次の日も病院へ行くと今度は形成外科の専門医に診ていただくことができました。専門医の見解では、受傷してすぐにはやけどの深さは正確に分からないが白い部分があるので2度〜3度かなり深い火傷だろう、関節の部分なので場合によっては運動障害が残る可能性もある、帰宅後、すぐに病院にみてもらうよう紹介状を書いていただきました。2日目の治療はガーゼをはがし水で傷口を流した後、抗菌剤のような塗り薬を塗ってまたガーゼをあててもらいました。そのガーゼをはがすときと水で洗い流すときに激痛がはしるようで、大泣きしてママ!!と大泣きしている息子をみていられませんでした。

連休明け、すぐに自宅近くにある総合病院の形成外科を受診。その医師の見立てとしては救急で掛かったときと同じ説明でした。とりあえず1週間は感染を防ぐためガーゼの取替えを続け、その後、傷口の状況によっては皮膚移植の必要もあるだろう、とのことでした。皮膚移植になると成人するまでに何回か手術を行わなくてはならないらしく、さらに関節に傷がかかっているので運動障害が残る可能性もある、とも言われました。その時にはじめて事の重大さを認識し、子供に大変申し訳ないことをしてしまったとつらい気持ちになりました。

その日、帰宅してから移植手術についての情報を得ようとネット検索をはじめました。 すると、火傷をおったお子さんがきれいに治癒している写真に行き着きました。どんな治療をしたのだろうと病院を調べてみると自宅より比較的近くにある皮膚科だったこともあり、すぐに「川添医院」に電話してみました。すると診療時間外であったにも関わらず、丁寧に対応していただき、すぐに来院できるようだったら、時間があるので診てみましょう、とおっしゃっていただきました。川添医院を訪ねたところ、やはり2度〜3度のやけどですね、とのことでしたが、皮膚移植をすぐにする必要はないこと、貼り薬で治せるところまで治していきましょう、と丁寧に説明していただきました。シップを貼るだけだったので最初は「これだけで大丈夫なのだろうか?感染症を起こさないのだろうか?」と不安になりました。でもとりあえず、痕が残ったとしても皮膚移植を防げるのならやれるところまでやってみよう、と思いました。幸い、子供もシップ薬をはがすとき激痛がないようで、先生のところに通うのを嫌がりませんでした。かわいそうな思いをさせずに済み、それが何よりでした。

処方された貼り薬を毎日交換し1週間がたったころ、傷口が乾いてきました。これには驚きました。そして治療をはじめて1ヶ月ほど経つと皮膚が再生してきて傷口もあまり分からないようになってきました。息子は特に経過が順調な方だと先生におっしゃっていただきました。3ヶ月半ほど過ぎたあたりで今度は塗り薬のみの治療になり、今後は出来るだけ傷口の痕をきれいにする治療をしていくそうです。まだ通院中ですが、息子は今でも元気に走り回っていて本当に感謝の気持ちで一杯です。



※患者さんの体質や当院に来る前までの医療機関、
家などでの処置にもよりますが家族みんなで協力して治していくことが大切です。



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